もともとこの『鏡の街』の楽曲はミュージックビデオの動画制作が目的であったが新型コロナ感染の波にはばまれ、予定していた静岡浜松での撮影が延期となってしまった。
そして、その後自主製作映画の「ドッグ オブ ザ ベイ」で主題歌となり楽曲と映像、ともにYouTubeで配信中である。
牧野憲人はもともとシンガーソングライターで他者の作詞作曲は初体験。本人も新しいチャレンジと歌い込んだ。ぜひ聴いていただきたい。また映画の牧野憲人俳優デビュー作もぜひご覧ください。
〜〜 鏡の街 〜〜
〜〜 鏡の街 〜〜
作詞・作曲＝神山曻＆西郷正昭
歌＝牧野憲人
1．
あいまいな言葉を残し 別れた雨の朝
雲の切れ目探すように 当てもなくさまよう
濡れた砂に 足を取られ 誰もいない材木座
何かを叫んでみても どこにも届かない
それでも生き続ける 日々の辛さは
近くて遠い あなたも同じか
どれだけ愛を語り どれだけ夢見ても
変われない すれ違い すべてが裏返し
どれだけ夢を語り どれだけ愛しても
戻れない 戻らない 鏡の街だから
２．
夜のとばりすでに下りて 冬の白いクレマチス
うっすらと涙に濡れて 道端で震えてた
それでも明日を待つ 夜の長さは
近くて遠い あなたも同じか
どれだけ愛を語り どれだけ夢見ても
変われない すれ違い すべてが裏返し
どれだけ夢がやぶれ どれだけ辛くても
生きてゆけ 生きてゆく いのちのある限り
生きてゆけ 生きてゆく いのちのある限り