2020年にコロナ感染拡大対策で延期されていた「第2回元住吉ミュージック・フェスティバル-2020(MMF)」が去る4月8日(土)3年ぶりに開催されました。当時の運営メンバーも大幅に替わってしまい「0からの立ち上げ同様」になってしまいましたが、その分元住吉地元のボランティアスタッフの方々の応援があり「街ぐるみの手作り、PAを最小限、楽器本来の生音を聴く音楽祭」の概念が今回のMMFで定着してきたのではないかと思います。
また名ばかりの「地域貢献」でなく、音友会が一番大きく思っていたその地域貢献が「今回は達成出来てきたか」と思いました。それは「ベビーカーから車椅子」が沢山見受けられた事です。これが本当の「老若男女一体の街ぐるみの楽しい音楽会」ではないかと痛切に感じました。また選考時には気付かなかった13組50名参加の演奏家の方々が偶然にも「元住吉に関わりのある演奏家」の方々でした。それら演奏家の方々のPRも有り、演奏時間入りのプログラムを600枚用意しましたが足ませんでした。
「元住吉ミュージック・フェスティバル」は『地域交流の手作り音楽祭、楽器本来の音でPAは最小限で、老若男女どなたでも』などの概念で開催していますが、久々の「第2回MMF-2023」で、後援団体、地域町内会、商店会、協力のもとで、やっと「音楽好きな友の会」の『音楽祭概念』が浸透して来たかと思います。アンケートにも次回を望む、ご来場の皆さんの声、また演奏家の方からもアットホームな音楽祭に「次回も参加お願いします」の暖かい声を聞かせて貰いました。
次回はもっと地域の皆様のお力を借りて、聴きに来てくれた子供達がいつか国際交流センターのステージで「元住吉ミュージック・フェスティバル」に参加し演奏してくれる日を楽しみに次回も開催したいと思います。
第2回元住吉ミュージック・フェスティバル実行委員代表・塚田親一