♬ PAを最小限で楽器本来の生音で聴く音楽祭 ♬ と会場との関係?

♬ 昔はプール?、今は『住宅地』のなかのホール! ♬

国際交流センター・ホール会場は「川崎市国際交流協会」が、川崎市内の外国人や市民に対する内外の情報の提供及び川崎市の特性を生かした市民レベルでの国際交流活動を推進することにより、川崎市の一層の国際化を図り、国際相互理解の増進と国際友好親善に寄与し、多文化共生社会の実現をめざすことを目的として国際交流センターの施設になりました。(川崎市国際交流協会のご案内(概要)より)
このホール会場は、当時小学生時代に良く泳ぎに行った「法政大学のプール」の跡地だったとの事。プールでは水球部が練習していて時間帯で一般開放も有り、プールで水球部のお兄さん達から泳ぎを教わったものでした。また沢山のお兄さん、お姉さんの友達も出来た、よき昭和の時代でした。
そこが今や「音友会」がお世話になって『元住吉ミュージック・フェスティバル』を開催する会場場所になったとは・・・。
この会場ですが、ホールのカーテン向こうはガラス窓、そして現在は道を挟んで住宅地になっています。
音楽ホールの様に格好良く見えますが、実は多目的ホールで主な用途は 国際交流のための講演や講話です。
音楽用ホールでは無いので、音量の大きい和太鼓などの集団演奏には不向きになります。

これが「音楽好きな友の会」のアナログサウンドを聴くには好都合の会場なのです。
ホールの観客数は256席あり、音響効果はピアノを弾けばホール中に響き渡り、またバイオリン演奏も響き渡る・・・のですが、一部の座席の場所では音の干渉も感じられる、そんな会場です。
マイク無しでもクラシック、ミュージカルの声楽の方たちの歌声もよく響いて聞こえています。
『PAを最小限で楽器本来の生音で聴く音楽祭、元住吉ミュージック・フェスティバル』は、ここの会場だからこそ、この『名称』で開催出来るのです
 

♬ では「PAを最小限で、楽器本来の生音で聴く」とは? ♬
企画スタッフは、あくまでも電気楽器は別としても「PAは補助的な扱いで、またPAミキサーも演奏家の一人です」と考えています。

皆さんもご存知のように楽器の音は製造メーカーによって異なります。また奏者によっても異なります。
これらの違いを、マイクを通した電気音(PA)ではなく、空気振動の音でご来場の皆さんとも直接聴き、また子供さんたちには普段聴く機会の少ない「楽器の生音」で音楽を聴かせてあげて欲しいのです。
音響も、折角の弦楽器、管楽器、木管楽器などの音を十分に味わって貰える様に楽器用と音声用の2系統でPAをセッティングし出来るだけ歪を少なくする様に心がけています。
出演者のステージでは、演奏者の各人が、自身の演奏楽曲のバランスを取り、観客に聴かせているので、そのバランスなどを壊したくありません。そのために演奏時の音量バランスなどの調整は「PAミキサーも演奏家の一人です」と考え極力避けています。

『元住吉ミュージック・フェスティバル』は、これらの条件を理解された演奏家の方々を選考して出場をお願いしています。

ご来場時の会場ホールは、バリアフリーになっていますので、ベビーカー、車椅子でも入場できます。ぜひ近隣の皆さん、近郊の皆さんともにホールに足を運んでもらい『PAを最小限で楽器本来の生音で聴く音楽祭』を楽しんで貰いたいと思います。
♬ 音楽好きな友の会 / 元住吉ミュージック・フェスティバル実行委員会 塚田親一 ♬