『輸入ジャズレコード店の思ひ出』VOL.3

■オザワ(西新宿)
小田急ハルクの裏にあった小さいお店。輸入盤の新譜の入荷が早かった。小さいお店ながらいつ行っても客で混んでおり、人気店だった。ジャズのオールジャンルを扱っており、新譜を探すならまずこの店からだった。レコードジャケットを大きめのビニール袋でキッチリ包んで、そのまま保存する方法をここで学んだ。閉店。

■ハルモニア(銀座)
コリドー街にあった、クラシック系が中心の輸入レコード店。量は少ないもののジャズ・ポピュラー系も扱っていて、他店では手に入りにくかった、LONDONレーベルの新譜が良く入荷して重宝した。またアメリカの月刊レコードカタログ誌”Schwann”からのオーダーができる数少ないお店だった。オーダーしてから届くまで1か月以上かかった記憶がある。閉店。
(大場アキヒロ・記)