ボビー・ハケットの「ムーンライト・セレナーデ」

言わずと知れたグレン・ミラーオーケストラのテーマソングで、筆者がスイング・ジャズに目覚め、ビッグ・バンドでドラムを叩く切っ掛けとなった曲です。演奏スタイルもスイングはもちろんボサノバ、8ビート、アカペラなど多岐にわたって演奏されています。しかしその中でも非常に聴き応えがありストリングス・アレンジが最高で柔らかいサウンドのトランペットが華麗に歌っているボビー・ハケットオーケストラの「ムーンライト・セレナーデ」を見つけました。
ボビー・ハケットは 1941年7月から1942年9月までグレン・ミラー楽団に在団しますが、元々は欠員となってい たギター奏者として雇われています。しかしコルネット奏者として“真珠の首飾り”では印象的なソロを残しています。またムード音楽(イージーリスニング)で有名なジャッキー・グリースン楽団でソロイストとしてフューチャーされ多数の演奏曲を残しています。またオブリガードが大変上手い奏者としても知られています。
同様なアレンジで、レイ・コニフ(TB)オーケストラも同様なアレンジですが
(こちらのTPはビリーバターフィールドかな?)テンポが少し速くリズムの乗り方が違います。機会がありましたら両者を聴き比べて見てください。このボビー・ハケットの「ムーンライト・セレナーデ」はムード・ストリングス・ファンにはぜひ聴いて欲しいアルバムですし、星空の下でお友達との鑑賞は最高だと思います。
※アイキャッチ写真は筆者が最初に聴いたEPです。  
by 塚田親一 05/31/2020

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