〜連載９〜 田島華乃・とあるママの声

私の親子向けコンサート活動も２年目となり
赤ちゃんにも、ママにも、スピーカーをとおさない生の弦楽器の響きを体感してほしい！
という想いが、曲やお話や、ちびヴァイオリン体験を通して伝わっているように感じて、とても嬉しく思っています。

今日は、とあるママからの声をご紹介します。
『実は、前回来た時はこのコのイヤイヤ期まっさかりで、私もこのコもとても疲れていて暗い気もちの時期だったのですが、かの先生のコンサートで久しぶりに笑顔が見れて、そこから親子の関係もどんどん良くなったんです。感謝しています』とお話をしてくれました。
私もその時の事をよく覚えていて、最初は静かにお弁当を食べていて
他の子がちびヴァイオリン体験をするのを横目でみている、おとなしい子だなぁと思っていたのですが、お弁当を食べ終わりそのコのヴァイオリン体験の時に、一緒に（二人羽織のように）童謡を弾いたら
パーッ とカワイイ笑顔になったのです。
その様子を見ていたママもとっても嬉しそうで
何だかほっこりとした気持ちになったのでした。
当時は、その親子がそんな
大変な時期とは知らず
私としてはいつも通りにやっていたのですが親子にとって、とてもいいきっかけになれたのは、音楽の力・生音の力だなぁと思います。