川崎市内の施設 6月1日から利用再開へ

図書館等は段階的に対応
緊急事態宣言が解除されたことを受け、川崎市は臨時休館や業務中止していた市内の各施設を、6月1日(月)をめどに利用再開させていく方針を示した。国や関係機関が定めるガイドラインなどを踏まえ、密の回避や換気などの対策が取れた施設から順次利用を始める。市の危機管理担当は「6月1日はあくまでも基準日であり、利用環境や施設規模など状況によって異なるため、判断は所管の施設管理者に委ねている」と話した。施設の再開情報は各ウェブサイトなどで周知していくという。
 なお、図書館は5月27日から予約済の本の貸出や返却など一部サービスを再開しており、6月1日から新たに予約した本の貸出やカード登録などを受け付ける。ただ、新聞・雑誌などの閲覧やインターネットの利用などは当面休止を継続する。
(タウンニュース中原区版掲載号:2020年5月29日号