好きなシンガーのひとりにジョニー・ソマーズ

好きなシンガーのひとりにジョニー・ソマーズ(1941-)がいる。1950年代末にデビューし、’60年代前半は所属のワーナー・レコードの看板アーティストの一人だった。いわゆるポップ・シンガーで、“ジョニー・ゲット・アングリー”(邦題:内気なジョニー)”や”ワンボーイ”らのヒット曲がある。最近、そんな彼女のレコード盤を手に入れた。それも、何十年振りのドーナツ盤。“メモリーズ、メモリーズ”(邦題:すてきなメモリー)(1963)の日本語盤。この曲のオリジナルは本国ではあまりヒットしなかったらしいが、当時、東芝音楽工業がワーナーに頼んで日本語盤を作ってもらった。この頃、あちらのシンガーに日本語で唄ってもらった曲がいくつかあり、コニー・フランシス、ナット・キング・コール、カテリーナ・ヴァレンテらの録音が知られている。で、ソマーズの「すてきなメモリー」だが、彼女はこの録音を行なう前に東芝音工から送られてきた、日本語で吹き込んだサンプルレコードを聴いて、日本語の発音を勉強したらしい。それだけに、彼女の日本語には違和感がない。アレンジはオリジナルのままなので、双方聞き比べてみるのも面白い。音友レコード倶楽部が再開したら、是非かけてみたい。by 大場アキヒロ 04-29/2020