〜連載6〜 田島華乃•選曲をする時に大切にしていること

私の親子コンサートでは、本格クラシックを必ず演奏する。という事を1番大切にしています。
小さな赤ちゃんにでも、2.3歳の子供たちにでも、それは変わりません。
プロのヴァイオリニストがこれまでに培ってきたテクニックや表現力を盛り込んで演奏する様子を、
手が届くような空間で間近で見る・聴く、という事は子供たちにとってなかなか無い機会だと思うし、
小さなお子さんをもつママ達にとってもそう多くある環境ではないと思うからです。
見るもの、聴くもの、触れるもの、全てが新しい世界として吸収していく子供たちにこそ、
本物の音楽を届けたい。
そんな想いで曲を選んでいます。

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本格クラシックだけでは飽きてしまうので、季節の童謡をヴァイオリンと一緒に歌ってもらったり、
手遊び歌でみんなにも動いてもらったり、リトミックを取り入れた曲でリズムを覚えてもらったり…と、
楽しい曲たちもたくさん演奏します。
コンサートの最後の方には、おもちゃの楽器を用意してみんなに配り、大合奏をします。

それから巨大絵本をつかった『音のえほん』も人気です。

メロディをつけたり、雨の音や風の音を出したり、ヴァイオリンで色々な音を加えて
絵本を読みすすめていきます。

子供たちは終始、キラキラと目を輝かせてコンサートに参加してくれています。

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